日本コンクリート株式会社

PRECAST CONCRETEプレキャスト化で拡がるコンクリート構造物の未来

i-Constructionによる生産性向上、プレキャスト化としてのVE提案。日本コンクリートは、現場打ちからプレキャスト化を提案します。

プレキャスト化がもたらす施工現場の改善と品質の向上

コンクリート構造物を構築するには、施工現場で様々な工程を重ね、多くの手間が必要となり、熟練工のスキル頼りになるケースが多々あります。近年、熟練工の高齢化、人手不足、タイトな工期などの問題から、施工現場での負担を軽減させる動きが活発化しています。そこで注目されている対策が、現場打ちコンクリートのプレキャスト化で、日本コンクリートでも積極的に推進しています。土木・建築分野におけるプレキャスト化のメリットは多数挙げられ、国土交通省が推進しているi-Constructionによる生産性向上にも対応し、VE提案としても有効です。

合理化・省力化を実現する5つのメリット

工期のカット
鉄筋の組立・型組み・打設・養生などのコンクリート工は工場で行うため、工期が大幅に短縮できます。
コストダウン
工期が短くなるため、仮設費や交通規制の費用などの間接工事費が削減されます。
安全性アップ
足場での高所作業のケースがある現場打ちコンクリートに比べ、プレキャスト製品の組立・設置では、危険を伴う作業が低減されます。
資材・廃材のセーブ
現場打ちコンクリートの作業が減ることで、施工現場で取り扱う資材が減り、廃材も大幅に軽減できます。
安定のクオリティ
工場ラインで製造されるプレキャスト製品は、大量生産のための規格化が可能で、常に安定した高品質な製品を供給できます。

プレキャスト化を実施した施工事例

高速道路ランプ部のプレキャスト化

高速道路のオンランプに特殊L型部材を左右に配置し、底版を現場打ちコンクリートで構築したハーフプレキャストU型構造が採用されました。現場効率が向上し、施工期間は約半分となりました。

目的 工期短縮のため
概要 L型部高 H2000~4000
延長約30m

山間部U型水路のプレキャスト化

急勾配斜面でのU型水路のプレキャスト化施工例です。日コン式開きょを使用し、流速を押さえるために階段状に配置しました。また、施工条件として大きな重機が進入できないため、製品長を短くし、軽量化しました。製品はプレートを使用して連結し、落差部分は現場打ちとしています。

目的 工期短縮のため
概要 U型水路 H1500~2500
延長約90m

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