日本コンクリート株式会社

EDO-EPS工法は、大型のEPSブロックを専用の緊結金具で一体化して盛土材料とする軽量盛土工法です。

EDO-EPS工法

Product
擁壁

EDO-EPS工法®

Product

EDO-EPS工法®とは、大型のEPSブロックを専用の緊結金具で一体化して盛土材料とするもので、材料の軽量性、耐圧縮性、耐水性および積み重ねた場合の自立性等の特長を有効に利用する工法です。EDO-EPS工法®は、軟弱地盤上の盛土、急傾斜地盛土、構造物の裏込、直立壁、盛土の拡幅などの荷重軽減および土圧低減をはかる必要のあるところに適用できます。

NETIS登録番号:QS-980120(旧番号)

Focus

EDO-EPS工法®の特長

EDO-EPS工法の特長

軟弱地盤上や急傾斜地などの
盛土拡幅が可能な軽量盛土工法です。

EDO-EPS工法®は発泡スチロールを使用する画期的な軽量盛土工法で、軽量というメリットを活かし、埋立地や河川沿いなどの軟弱地盤上の盛土、道路拡幅など、様々な現場で採用され、事業全体の工期短縮やコスト低減が期待できます。

  • 軽量性

    単位体積重量の0.12~0.35kN/m³と土砂やコンクリートの約1/100です。

  • 自立性

    直立に積み上げた場合、自立面が形成され、その上に荷重が作用しても側方への変形は極めて小さく、構造物背面に設置して土圧を大幅に低減することができます。

  • 圧縮性

    許容圧縮応力は密度(種別)に応じて20~200kN/m2の値を示し、盛土を始めとする様々な用途に対応できます。

  • 施工性

    軽量のため人力施工と急速施工が可能です。また、地形に対応した現場加工が容易です。

耐震性

橋台背面や両側が垂直な壁体盛土でも転倒や滑動に対する安定性が確認されており、また擁壁背面のEPS盛土では、背面盛土・EPS・擁壁が一体となって震動するため、擁壁に作用する地震時土圧は非常に小さいです。EDO-EPSブロック®は互いに金具で緊結されており、この緊結金具による適度な一体化が耐震性に大きく寄与しています。

耐水性

雨水等による吸水はほとんどありません。

経済性

工期短縮、用地節約、さらに完成後の維持管理費も節約できるなどインフラ整備トータルでの工費の低減に寄与します。

EDO-EPS工法®に使用する材料の特性

EDO-EPSブロック®の基本形状

EDO-EPS工法®に使用する、EDO-EPSブロック®は、製造法によりカネパール®ソイルブロック(型内発泡法)とカネライト®ソイルブロック(押出発泡法)の2種類があります。カネライト®ソイルブロックに関しては、厚さ100mmのブロックを5枚重ねて厚さ500mmとしています。

地下水や浸透水による地下水位の上昇する地盤でも、EDO-EPS工法®の特長そのままに60%もの浮力を低減するブロックです。

EDO-EPSブロック®加工

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